Let’s play Kawaii dress-up with Daz Studio, and explain how to make a Kawaii image.

Daz Studio M1プロセッサ搭載のMAC Book proでの動作を確認する

昨年の12月にM1プロセッサを搭載したMAC Book Proを購入しましたが、今秋、ようやっとDaz Studio4.15からM1プロセッサに対応しました。私のMAC Book Proに4.16をインストールしてみましたので、今回はそのレポートをしますね。


ポイントはM1プロセッサの速度を活かせているかです。

ほんとMac is Back!でした。せっかく最新のMac bookを買ってもDazが使えなかったのですから。でもレンダリング速度はどれくらい出るのでしょうか?


M1プロセッサって何ですか?

  • 最新のMacで使われているプロセッサです。特に動画性能に優れていると言われています。
  • Final Cut Proとの相性が良いです。動画編集時におけるレンダリングでものすごい速さで動画が完成します。データを測定したわけではないので、データで出せずに申し訳ないですが、イライラしないのは間違い無いです。

M1プロセッサで人物とHDRI背景をレンダリング

起動したらこんな感じです。
正直ノートの16インチディスプレイでは作業しにくいです。ディスプレイにつながないと目が悪くなりそう。
逆にどこでも作業できるのは夢みたいです。

フィギュアはYuna。背景は6KのHDRIです。
照明はデフォルト、Dome and Sceneでレンダリングしてみます。

Progressive Rendering設定で下記のように設定してみました。

Max Samples…1000

Max Time…7200

Rendering Quality…1.0

56秒、早いです!
レンダリング結果は以下の通り。

同じ人物と背景をWindowsマシンでレンダリングして比較

まず私のWindowsマシンの環境から。

  • OS MS Windows 10 Home 64bit 日本語
  • メモリ DDR4 PC4-25600 16GBx2
  • SSD 
  • CPU  AMD Ryzen 5 3500 BOX(6コア / 6スレッド)
  • ビデオカード NVIDA2060Super

さて、結果は以下の通り。
なんと8秒でした。
やはりIray Renderingに正式に対応しているNvidaのビデオカードの勝ちでした。
M1プロセッサは素晴らしいのでしょうが、Macでの動画編集には威力を発揮しても、3D制作、特にIrayレンダリングには正式対応していないのでしょうね。

管理人のコメント

Macも昔はインテルのプロセッサをサポートし、Nvidaのビデオカードを載せていた時代があったのですが、今はM1プロセッサ一色に置き換えられつつあります。
M1プロセッサは3Dのレンダリングには弱いんじゃないかとネットではささやかれていました。
今回、はからずもそういう結果になってしまいました。
やはり、Dazはウインドウズで動かした方がよいのではないかと思いました。クリスマスにNvidaの3080買おうかな。14~15万しますね。(2021年12月現在)自作するより、マウスコンピューターで買った方が安いかも。

ではMAC Bookを使う意義はなんでしょうか。
やはり、Dazを外に持ち出して、創作活動が出来る点でしょうか。
そして、アニメーションをするならコマごとに静止画を書き出しし、それをMacで動画にするのはお薦めです。
動画制作はやはりMACの独壇場なのではないでしょうか。