シーンを作る前にこれだけは押さえておくべき操作パネルを頭にいれよう。
起動した直後
このボックスが最初に出てくるので、左下の「OK」をクリック。
(このボックスは、操作する時のガイドを表示したり、使い方の練習をしたり、ガイドを開いたり、使い方ビデオを表示したりするものだが、そもそも英語でガイドが行われるので、無視した方がカンタンに使うためには無難です。)
操作パネルの左側
操作パネルの左側の操作盤には右側にタブ(見出し~ルーズリーフのページの切り替わり部分に挟むひょこっと耳が出ている色付きの用紙の耳部分みたいなもの)がついている。このタブを「ペイン」と呼ぶので覚えておこう。
Smart Contentペイン…Daz Marketから購入した製品はここから開くことができる。
右側のカテゴリーをクリックすると、それぞれのアイテムが表示される。(図は、フィギュアカテゴリーをクリックしたところ)
Content Libraryペイン…Daz Market以外から購入した製品はここから開くことができる。
右側のカテゴリーをクリックすると、それぞれのアイテムが表示される。(図は、Poseカテゴリーの中の、RenderocityからゲットしたフリーアイテムのPoseをクリックしたところ)
操作パネルの右側上部
今度は右上の操作パネル。ここに「Scene」というペインがある。ここから、フィギュア全体や、フィギュアの部分を選択する。この選択するという動作が非常に重要。選択するには、そのパーツの文字列をクリックすればよい。
上記の場合、大人のフィギュアと子供のフィギュアが読み込まれているが、大人のフィギュア名をクリックしている(黄色くハイライト表示されていることがわかる)ので、大人のフィギュアが選択されている。
大人のフィギュアにヘアや服を着せたいなら、必ず大人のフィギュアを選択してからヘアや服を着せる、子供のフィギュアにヘアや服を着せたいなら、必ず子供のフィギュアを選択してからヘアや服を着せる、という手順を頭に刻んでおこう。
操作パネルの右側下部
パーツの左側についている三角形を下向きにすると、そのパーツに含まれる部分のパーツが表示される。
「Scene」のパーツを下まで探っていき、「Pectoral」を選択したところ。
そうすると、下部の「Parameters」に「Pectoral(胸筋の意味)」が表示されているのがわかる。ここから、パーツの位置をXYZ軸ごとに変えたり、サイズ(Scale)を大きくしたりすることができる。
たとえば「Scale」の値を大きくすれば、胸が大きくなる。
操作パネルの真ん中~Viewport
「Scene」ペインの左上ぐらいに三角形のしるしがあるので、ここをクリックすると、操作パネルの真ん中にある「Viewport」を何分割にするか選ぶことができる。
「2right-1left」を選択するとこのようになる。これが一番操作しやすいかも。
それぞれのビューについて、赤丸がついているところで、見え方をチェンジできるぞ。
「Perspective View」は初期カメラがある場所からの見え方。
以下は読んで字のごとし。
初期カメラというのはDaz Studioの便利な機能で、勝手に作ってくれるカメラのことです。
左側Perspectiveビュー、右上PerspectiveビューかFrontビュー、右下TopかBotomか左右ビュー、こんな感じが一番作業しやすい。
View選択部分の左側のアイコン
ここは各ビューのレンダリングの仕方を設定する部分でとても重要
左側をPerspectiveビューにして、NVDIA Irayにしておくとよい。NVIDA Irayによるレンダリングはビデオカードの性能が良い場合、短い時間でレンダリングをしてくれるので、性能のよいビデオカードを積んだパソコンで作業している時は選択をしておくと、このビューにはレンダリング結果を見据えたビューが表示される。
その他のビューは、Texture ShadedかFilamentを選択しておこう。即時にある程度リアリティのある画像を表示してくれるので、作業がはかどる。また、このビューにしておくと、シーンを動かしてもストレスなく作業ができる。シーンの動かし方は「次に進む」へ。