Let’s play Kawaii dress-up with Daz Studio, and explain how to make a Kawaii image.

Daz Studioの使い方〜上部のアイコン

上部のアイコンの操作を覚える

Daz Studioを起動すると上部にアイコンがたくさん並んでいます。アイコン一つ一つの操作を覚えましょう。
ここではその中でも右側に並んでいるアイコンをみていきます。この部分のアイコンはいくつかの操作系統に分けることが出来ます。

  1. 赤い部分はビューポート系の操作です。
  2. 青い部分はポーズ系の操作です。
  3. 黄色い部分はいろいろな操作に使います。

Keyboard Navigation of the scene(キーボードでビューポートを操作)

このアイコンを押しておくと、キーボードの特定のキーを押すことにより、ビューポートの見え方を左右上下などに動かすことができます。

wキー…アップ Aキー…(ビューポートの)右方向に平行移動 S…引く D…(ビューポートの)左方向に平行移動 Q…カメラが上に移動 E…Qの逆 I…Qと同じ J…Aと同じ K…Eと同じ L…Dと同じ U…右に傾く O…左に傾く P…Y軸0の平面が沈み込む

正直この機能はあまり使わないかと思います。
細かい刻みで動くのならともかく、一回キーダウンしただけでマウス3スクロール分ぐらい動きます。ビューポートの右上のツールだけで事足ります。 

Scene Navigator Tool

ビューポートをマウスクリックするだけで、画面を左右上下に動かすツールです。
ビューポートの右上の立方体をマウスクリックして動かすのとまったく同じです。

Node Selection Tool(部分を選択するツール)

このツールは超重要です。
ポーズ付けをするときにもっとも使うツールです。このツールをクリックした状態で、フィギュアの体の特定の部位をマウスクリックすると、その部分が選択された状態になります。

図は親指の一番先の部分(Node)をクリックして、Sceneビューのその部分が開いたところです。このように直感的にフィギュアの特定の部位をクリックすることにより、その部分のNodeが表示される使い勝手の良さが、このツールのよいところです。

Universal Took(自然な状態のポーズをつけるツール)

このツールはポーズを付ける際にとても使い勝手のよいツールです。
直感的にポーズを付けることが可能です。
このツールについては、応用編で解説していますので、そこで見てください。

Rotate Tool(部分を回転させるツール)

このツールもポーズ付けの際にとてもよく使うツールです。
非常に使い勝手がよいツールです。

図ではまず、Nodeセレクションツールで左太ももを選択しています。これで左太ももが選択されて、この部分だけが動かせるようになりました。

Rotateツールを選択すると、XYZそれぞれに円が出てくるので、ここでは赤い色の部分を選択し、上下移動をさせてみます。

マウスを近づけると、赤から黄色に色が変化し、Bend(曲げる)と表示されました。

マウスでクリックしたまま上に移動させると、図のように足が曲がります。
この曲がり方に注目してください。
あくまで左太ももだけを曲げているだけなので、なんとなく不自然な曲がり方ですね。
実際、人間がこのような動作をするときには、足の形がくの字になるのではないでしょうか。
このツールはあくまで部分を曲げたい時に使います。自然な動きにしたい時は、UniversalツールやActivePoseツールを使います。

なおこのツールは、ビューポートの左上の三重の円と対象になっています。
フィギュアのNodeの周囲に表示された円の色と同じ色の円をマウスでドラックすると、同じように選択されているNodeが回転します。
円が途中で途切れているのは、人体の自然な可動域だけ回転させるようになっているためです。

Translate Tool(部分を移動させるツール)

このツールもポーズ付けの際にとてもよく使うツールです。
非常に使い勝手がよいツールです。

図では左足の先っぽを選択しています。この状態でTranslateツールアイコンをクリックします。横に足を開くポーズを取らせるために、Translate on Xが表示されるように、図では黄色い矢印にカーソルを持っていきます。

矢印をマウスドラッグして足を開きました。

Scale Tool(拡大するツール)

Scale Toolは選択したオブジェクトを拡大するツールです。
図ではスカートを拡大してみました。
General Scaleという文字が表示されたら黄色い正方体をドラックします。

スカートが大きくなりました。

Activepose Tool(自然な状態のポーズをつけるツール)

Activeposeツールもまた、Universalツールと同じように自然な状態のポーズを付けるツールです。
Universalツールとの違いは、XYZの軸移動が表示されないところです。
よって、このツールはマウスドラックの方向によって、その都度その方向に移動がされます。
図では左手をマウスでドラッグしてみます。

図のように左手の移動につられて、上半身も動いてることがわかります。

Activepose ToolとPowerPoseを併用

このツールはPowerPoseと併用すると使い勝手がよくなります。
WindowメニューからPowerPoseを開きます。

上半身は動いてほしくないので、ピンを打ちます。図のように腰から上の関節、右肩の関節にピンを打どんどん打っていきます。ピンを打つとその関節は動かなくなります。
Ctrlボタンを押しながら関節をクリックするとピンが打ち込めます。

フィギュアにもピンが表示されました。

こんどは上半身と右肩がつられることなく腕全体が自然と曲がりました。
これを、RotationツールとTranselateツールでやっているととても時間がかかります。

その他のツール

Animate2の操作ウインドウを表示させるツール

Surface Selection Tool

ノードではなく、Surfaceの付いている3Dオブジェクトを選択します。Surfaceとは3Dオブジェクトの表面に張り付けてある画像です。

Region Navigation Tool

各Nodeを選択するようですが、使い道がよくわからないツールです。

Spot Rendering Tool

部分的にレンダリングするツールです。
ドラッグして現れる黄色い線で囲まれた部分だけレンダリングします。
ものすごく重い3Dオブジェクトを読み込んだ時、ある部分だけをレンダリングしてみて照明の反映状況などを調べることが出来るため、重宝するツールですね。

Tool Settingsツール

Draw Settingsツール

Render Settingsツール