すでにキャラクターを濡れた肌にするツールを紹介しましたが、今回はシャワーを浴びた後のような、水滴を付けるツールをご紹介します。
製品名はReal Drops Female Edition。ジャンルはProps(小道具)です。
この製品は一つ一つの水滴がメッシュ(布のようなポリゴンの集合体)で作られているので、Propsとしました。
ジャンル:Props
Daz Shopで販売されている製品のページです。
購入してDaz Centralからインストールします。
コンテンツチェック
Smart Content(索引)のどこにあるの?
検索をかけてみましょう。購入したら、「Smart Content」で「Products」タブを選択し、All Productsを選択した状態で、検索窓に「drops」と打ち込み、検索します。製品が出てくるので、ダブルクリックして製品を開きます。
製品に含まれる内容は、以下の通り。
「Product」タブから製品全体を見てみましょう。
「 Props」のところにInsructionsと説明書きがあるので開いてみます。
水滴の読み込み
水滴が3種類あるのですが、3種類ともに15000滴の水滴がフィギュアに付くということです。3種類それぞれに違うランダムな場所に水滴がついているとあります。そして、completeとある水滴のPropsを選ぶと、1~3のすべてが読み込まれ、最終的に45000滴の水滴が付くとあります。気の遠くなるような数!
01を選んでみましょう。
この時、Sceneペインで人物を選択してから、dropsを読み込んでください。
こんな感じに水滴が付きます。
completeを読み込んでみます。
水滴が増えます。腕の線を見てください。数珠つなぎに水滴がつながっています。
水滴の屈折率を変えてみる
こんどは「Materials」の「Props」を選択すると、1粒ずつの水滴の光の屈折率を選ぶことができます。Lowを選択すると、水滴が平べったく見えるようにレンダリングされ、Highを選択すると、ぷっくりとした水滴に見えるようになります。
光沢を出す
Skin Speculerを選択すると、水滴に光沢を与えることができます。
管理人のコメント
プールサイドとかバスルームに佇むキャラクターをリアルにしたいときに使えるツールです。
ただ、このツール、水滴が小さいとはいえ、扱うPropsが莫大に多いので、レンダリングに時間がかかります。
照明によっても見え方がだいぶ違ってきます。下手な照明を当てると、水滴が汚らしいおがくずが付いているように見えたりするので、なかなか扱いの難しいツールといえますね。
それにしても、髪の毛をウエットにするにはどうするのか、シャワーから出る水滴をどう表現するのか、まだまだリアルにするには工夫が必要ですね。