Let’s play Kawaii dress-up with Daz Studio, and explain how to make a Kawaii image.

Daz Studio G9の日本人的なフィギュア TT Saeko for Genesis 9

日本人的なフィギュアを紹介するこのコーナー。
今回は遂にGenesis9ベースの日本人的なフィギュアを紹介します。
Genesis9が2022年9月に登場してから、3か月が過ぎましたが、DazマーケットでG9の日本人的なフィギュアがぽつぽつと登場してきました。
そこで今回は、その一つを紹介したいと思います。

私の場合、Genesis9自体は、Daz Studio4.21をInstal Managerでインストールしたときに、Instal ManagerからDLが可能になったのでそのままインストールしました。DLにとても時間がかかりました。
図がG9のパッケージです。
G9の女性フィギュアはどこ?って思ってしまいますよね。

G9はユニセックスなのです。ShapingのPeopleにある「Base Faminine」のスライダーの数値を上げるとモーフィングで女性に変化するようになっています。

基本的にこのパッケージには必要最低限のものしか付属していません。

ポーズ(MaleとFemale)

お金がもったいない人はこのカテゴリーの範囲内でポーズを付けましょう。

こんな感じしかありません。

おーのーです!
皮膚のマテリアルを載せるのを忘れていました。
女性は4種類あります。その他眼球の色など。

皮膚のマテリアルとポーズでこんなアメリカンな女性が完成します。

服(一応男女の下着が一組ずつ)

というわけでなんともシンプルでアメリカンなので、TT Saeko、さえこさんを購入してみました。名前は日本人なのですが、パッケージは中華っぽいですね。

作者様は、Tsukikawa様。つきかわ様はキュートなキャラクターを創ることを楽しんでいる日本人だと自己紹介されています。

今回はG9のポイントをざっくり言うと

1.頭のシェイプ(メッシュ)の向上、目の距離の調整、8KのマテリアルUVマップ、顎の調整、メッシュの密度が2倍、メッシュがシンメトリーではない、などの新機能が盛り込まれています。
2.目と口が独自のパーツになりました。よって、本体とは別にマテリアルを当てる必要があります。たとえば、目の色を変えるときは、G9 eyesを選択してからマテリアルを当てます。
3.G8のポーズ集や表情集を持っていても、まったく使えません。よって、新しいものを購入するか、自分でポーズや表情を付けるしかありません。

コンテンツチェック

Smart Content(索引)のどこにあるの?

「Smart Content」から「TT Saeko」と入力して商品を検索しましょう。
あるいはFiguresから「TT Saeko」をダブルクリックします。

「TT Saeko」を開いたら、Figuresの「TT Saeko」をViewportに読み込みます。
(図は服を着せた状態です)

製品に含まれる内容は、以下の通り。

Materials

「Eye」…目の色です。10種類。

「Lips」
唇の色。11種類です。

「メイクアップ」
頬のブラシ2種類。アイシャドウ5種類。アイライナー3種類。メイクアップセット5種類。

「Nail」
ネイルカラーが10種類あります。カラーなしもあり。

「肌の透明度」
透明度40パーセントから100パーセント。

G8のヘアーの当て方

こんな感じになってしまいます。

出現したAuto-Fitを使ってきちんとヘアーを被せましょう。
What figure(オリジナルフィギュアーは何)のところはG8に。
What type of item is it(アイテムのタイプは?)のところは、髪の毛(長髪)なので、図のように選択します。

ちゃんと被りました。(図はショートヘアーです)

基本的にG8服も同じようにして着せてください。

どこで表情を付けるのか

もちろんポーズ集を購入すればよいのですが、とりあえず表情をつけたい方は以下を参照してください。
パラメーターペインでPose ControlsのHeadを選択。検索でSmileを探すと、お口まわりの笑った表情が出てきます。
手動でやるとなると、顔のパーツごとにシェイプをちまちまといじるしかありません。

レンダリング時間

レンダリング時間のテストをしてみます。以下の設定でやってみます。

10分かかりました。
眼球まわりの体液(涙)まで表現されています。

うなじの画像は190秒かかりました。

全身のレンダリングはわずか1分です。
あまりGenesis8と変わらない印象です。

目の色

目が全身の一部ではなく、単独のシェイプ(メッシュという3Dモデル)になったので、Genesis9 Eyesを選択してから、マテリアルを当てる必要があります。

管理人のコメント

2023年のDazショップは、Genesis9一色になっていくのでしょうか。
そうなると、こんごはG9用のポース集や表情集を買わないと絵を作るのに時間ばっかりかかってしまいそうですね。
Saekoさんはちょっとアメリカンな感じが抜け切れていません。
もう少しすると、どんどん純ジャパなフィギュアが揃ってくると思います。
今後は少しずつG9フィギュアの紹介をしていこうと思います。

作者:Tsukikawa
価格:18.98ドル